スカイマークスタジアムとスカイマーク エアラインズ

スカイマークスタジアムという名前は、

プロ野球ファンなら誰もが聞いたことがある球場名でしょう。


その名のとおりスカイマークエアラインズが

ネーミングライツを取得している球場です。


スカイマークスタジアムは、兵庫県神戸市須磨区にある

神戸総合運動公園内の野球場で神戸市が施設を所有しています。


また、2004年にプロ野球球団のオリックスが近鉄を吸収する形で

誕生したオリックスバファローズの準本拠地で、運営管理などは

オリックスや旧クラブが行っているようです。


スカイマークスタジアムは、2003年3月に球場のネーミングライツ、

いわゆる命名権を民間に譲渡しました。


以前は、ヤフーBBスタジアムという名前でしたが、

2005年にスカイマーク エアラインズがネーミングライツを取得し、

現在の名称となったのです。


スカイマークエアラインズは、スカイマークスタジアムを名乗るために

ネーミングライツ制度を利用しているわけで、

当然多額のお金を支払っていることになります。


そういうところなどからも、スカイマークエアラインズの

経営状態が見てとれるでしょう。


現在、国内のプロ野球使用球場のほとんどが、

外野のみが天然芝となっています。


スカイマークスタジアムは、その中で唯一の美しい総天然芝と

なっていることからも人気のある球場です。


また、スカイマークスタジアムは運営管理も徹底しているので、

日本一綺麗な野球場としても知られています。


また、球場全体がとても開放的な設計となっていて、

どこの客席からもからもグラウンド全体見渡しやすいと、

プロ野球ファンの間でも人気が高い球場なのです。
 

スカイマークエアラインズとは？

スカイマークエアラインズは、1996年11月に

格安航空券販売などで有名な大手旅行代理店の

ＨＩＳ（エイチ・アイ・エス）の澤田秀雄社長が中心になって

出資、設立された規制緩和後の新規参入航空会社の第一号です。


機内サービスの簡素化などで合理化を計り、

運行当初は他社の航空運賃の半額に抑えるなど

話題をまきましたが、次第に累積赤字が増え、

一時は東証マザーズの上場廃止の危機にまで陥りました。


その後、インターネットプロバイダ（ＩＳＰ）を経営していた

西久保愼一社長が出資を引受け、ＩＳＰなどを他社に売ったり、

自身の会社と合併させるなどして借金を返済し、

運営方法やサービスの改善などを行いながら、

2008年3月期には黒字を確保するに至っています。


現在までの規制緩和後の新規参入航空会社として、

唯一上場しているのはスカイマークエアラインズだけです。


スカイマークエアラインズの資本金は42億円で、

本社は東京都港区浜松町にあり、

社員は1,000人を超える定期航空運送事業者となっています。
 

スカイマークエアラインズの特徴は、やはり厳しい航空業界の競争のなかで、

様々工夫をしながら航空運賃の低価格化を実現しているということでしょう。


スカイバーゲンをはじめ、前割21、SKYスペシャルと、

利用者にとって魅力的な商品を販売し、2008年10月1日からは

空席状況に応じて運賃が変動するスカイフレックスも登場します。


スカイマークエアラインズは、安く旅行をしたい人や

よく飛行機を利用する人などには、とてもよく知られている会社です。